Cave de Oyaji


ラングドックの新風

実力を見せ始めた南フランス、ラングドック地方のワイン


クロ・デュ・ルージュ

アッシュ&バニエ

カエシリア

エリクシール



ラングドックのワインと言えば安くて濃厚、しかしどこか垢抜けない野卑なイメージが多かったかも知れない。実際ワイン市場ではラングドックの高級ワインの銘柄と言えばジャーナリストが取り上げる特殊なラングドックばかりもてはやされたものだ。ボルドーやブルゴーニュの資金力豊かなネゴシアンがモンペリエ近郊の畑を買い占めて彼らのスタイルで南仏固有種を醸造する。そんなワインばかり話題に昇っていた様にも思える。

だが、最近はラングドックの生産者も自由に彼らの誇りとするスペシャリテを我々に胸を張って紹介するようになった。元来これが正しい姿なのだが、今までは素晴らしいワインを紹介する事さえ覚束なかったのだ。やっとラングドック地区を代表する様な素晴らしいワイン達をご案内できるのは嬉しい限りでもある。無名かもしれないが、名前に囚われることなくこれらのワインを試して欲しい。

価格は税込みです

2005 Clos du Rouge Gorge  VdP des Cotes Catalanes


2005
クロ・デュ・ルージュ ゴルジュ 

                 ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・カタラン



クロ・デュ・ルージュなるドメーヌは未だ若き醸造家シリル・ファル氏が2002年からワインを生産し始めたわが国では全く無名と言って良いシャトーである。

このワインを扱う輸入代理店の試飲会で試した感想は!!の連続だった。先入観無しでの印象は濃厚な果実だが決して荒々しい粗野な液面ではない、実に滑らかな舌触りが印象的であった。グルナッシュではないが、シラーの要素とも違う。

このワイン95%がカリニヤン種と聞いて少し驚いた。樹齢は50100年だそうで、葡萄の栽培から収穫、醸造に至るまで完全なる手作業。ビオ・ディナミ製法である。本当に驚いたのは彼がカリニヤンの古木の1本ヾヾから葡萄を収穫する際に完熟した房を選んで収穫する、と言う話を聞いた後である。

これはたいへんな手間であるだろうし、根気と情熱が一片たりとも欠ければワインの生産はおぼつかないだろう。

750ml  
5,460


ワイン醸造の理想を極端な形で実現したとも言えるのであろうが、こんな手法はある程度の生産本数を確保して流通市場に安定的な供給体制を保たなければならないワイン農家では殆ど不可能とさえ言える。

シリル・ファル君はボルドーの農学校を出た後、ロワールで修行を積み、ビオ・ディナミ製法を叔父から学んだ後にフランス全土から探し出したルーション地方ペルピニャンの西30キロのところにあるスペイン国境に近いラトゥール・ド・フランス村に3ヘクタール余りの葡萄畑を古木ごと購入したのが2001年である。

以来彼のワインはフランス国内、それも実際に彼のワインを半信半疑で試した者のみが密かに購入していた。


それもそのはずでこのクロ・デュ・ルージュは年産僅か600本、収量はなんと1318ヘクトリットル(h/?)というロマネ・コンティ並みの少なさであるからだ。

新樽率50%、樽熟成期間18ヶ月で瓶詰されるこのワイン、是非一度お試しになられたい。

在庫僅少。

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2003 Coteaux du Languedoc Caecilia


2003 コトー・デュ・ラングドック  “サエシリア” 

                          シャトー・ラ・ヴェルネード


シャトー・ラ・ヴェルネードは仏ラングドックのベジエールとナルボンヌのちょうど間にあるシャトーで、現当主はジャン・マルク・リベ氏と言い、祖父のアンリ・カルベ氏が1872年に地元の司祭や伯爵から195ヘクタールという広大な土地を譲り受けたことからこのシャトーの歴史が始まる。

此処では広大な畑を利用して実に様々なワインを生産するが、中でもフラッグ・シップ的な銘柄がこの「サエシリア」である。使用品種としては樹齢50年前後のムールヴェドール31%、シラー28%、グルナッシュ26%、カリニャン15%を配合するブレンドワイン。これをアリエ産の新樽で18ヶ月熟成させて瓶詰めしている。年間生産本数は3000本。

密度が高く、タンニンも多いので多少の熟成期間が必要であろう。注目すべきはこの様なラングドック門外不出とも言うべきワインが次々と我が国にも紹介される事ではないだろうか。是非お試しいただきたい銘柄の一つ。

750ml  
3,780

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2004 ELIXIR  Condamine BERTRAND

2004 エリクシール  コンダミン・ベルトラン


コンダミン・ベルトランのワインの中でもこの“エリクシール”は最高の位置にある事は間違いが無い。2001年VTよりずっと当店で扱っているが、それは断言できる。

コンダミン・ベルトランはラングドック地方モンペリエの西方ポーランの北側に所在する大きなドメーヌである。セヴェンヌ山麓標高100mほどの南向斜面、ビアフランカ地層と呼ばれる畑の表面に大きな石灰岩が露出する葡萄造りに最適な環境から類稀な70年ものの古木のシラー種を栽培し、このエリクシールに用いる。

このワインの構成の殆どがシラー種だが僅かにカベルネ・ソーヴィニヨン(8%程度)も配合する。以前からフランス国内のワイン専門誌では評判の高い銘柄で、「エリクシールは魔法の飲み物、それは心の病を癒す」(アッシェット)と異例の賞賛を受けるほどだ。

特に2004年はラングドックのこの地では最良の収穫年を迎え、素晴らしいボトルが出来上がった。



750ml 
 
3,780

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2003 Cotes du Roussillon Villages  Hecht&Bannier

2003 コート・デュ・ルーション ヴィラージュ / エッシュ&バニエ

グレゴリー・エッシュとフランソワ・バニエがタッグを組んでワイン造りに取り組んだのは1993年の事であった。彼らのワインに関する知識を動員して、ラングドック地方の様々なアペラシオンの葡萄農家から優秀な葡萄を買い付け、自分達の理想とするワインを造る。それが彼らの手法である。

グレゴリーが南仏のあらゆる葡萄作付農家を廻って意図する原料葡萄を仕入れフランソワが醸造を担当する。手掛けるアペラシオンはミネルヴォアからコトー・デュ・ラングドック、ルーション、フォジュールと様々。しかし、理想を実現する為にはもちろんあらゆる品種をブレンドする。

近来フランスの醸造家が好んで用いる手法である。例えばプリモ・パラチュームやタルデュー・ローランのワイン造りの手法がそれで、いわばワインのオートクチュールとも言える技法である。

ルーションではシラー、グルナッシュ、カリニヤン、ムールヴェドール、サンソーを均等にブレンドしてボリューム感を演出している。

ちなみにワイン・スペクテターのこのワインの評価は90pts

ジャンシス・ロビンソンは16.5/20 である。


750ml
3,150

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2003 Coteau du Languedoc  Hecht&Bannier

2003 コトー・デュ・ラングドック / エッシュ&バニエ

良く出来たワイン、と言うのがH&Bのワインを試した素直な感想である。なによりラングドックにありがちな泥臭さは微塵も無い。濃厚だがスムーズさが感じて取れる。

早速ロバート・パーカーの論評に掛かったのが昨年で、2004VTの評価はいずれも90pts。まったく油断も隙もないのだが、妥当なる評価として受け入れたい。

殊にこのラングドックは秀逸である。

これは余談だが昨年ヴァケラスのクリスティアン・ヴァッシュのモナルディエールを訪れた際に貯蔵蔵でこのH&Bのワインを見かけた。「ああ、これは展示会の時に俺のワインと交換したんだよ。」とクリスティアンが教えてくれた。「未だ飲んでないけどこれはどんなワインだ?」と問われたので『貴方のワインには及ばないかも知れないけれどそれでも楽しめるワインだよ』と答えた。やはりシラー、グルナッシュ、カリニヤン、ムールヴェドール、サンソーを均等にブレンドしている。

ワイン・スペクテターのこのワインの評価は89pts

ジャンシス・ロビンソンは16.5/20 である。


750ml
3,360

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